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ディアドクター
2009/07/18(Sat)
昨日は親友のユキちゃんと『ディアドクター』を見てきました。

ディアドクター

監督は『ゆれる』がブルーリボン賞などで数々の賞を受賞した西川美和さん。(以前の記事→
残念ながら受賞には至りませんでしたが、「きのうの神さま」が直木賞ノミネートされていました、作家
としても注目の監督です。

山間の小さな村のただ一人の医師、伊野が失踪した。村人たちに全幅の信頼を寄せられていた伊野だったが、彼の背景を知るものは誰一人としていなかった。やがて刑事が二人やってきて彼の身辺を洗い始める――。失踪の2か月前、東京の医大を出たばかりの研修医・相馬が村にやってくる。看護師の朱美と3人での診察の日々。そんなある日、一人暮らしの未亡人、かづ子が倒れたとの一報が入る……。

小説を読みながら映像を見てるような、そんな気分になりました。
西川美和監督というのは、とても美人で、女らしい雰囲気を一見受けるんですが、伊野先生が失踪し
てからの警察の事情徴収の場面と伊野という医師が村の人々とどのように交流し信用を得ていたか
という場面を交互に出す技法・・・って言うのかな?とか、景色の映し方、それがなんとも「男っぽい」
なぁという感覚を持ちました。

私が個人的に素敵だなという場面は、暗い田舎の夜、かず子さんの家にこっそり診察に来た伊野先
生が帰るときに、ペンライトつけてをぐるぐる回してかずこさんに合図を送るところです。
なんかすごいやさしい感じがしました。
鶴瓶さんの不器用で一生懸命でちょっと悲しい演技が、まさに『ディアドクター』と言うにふさわしかっ
たです。また、脇を固める布陣が、私の大好きな人たちばかり。
伊野を支える看護師役に余貴美子さん、伊野を慕うぼんぼんの研修医役に瑛汰さん、伊野の失踪に
ついて調べている刑事に松重豊さん、岩松了さん、かず子の娘で医師の律子役に井川遥さん、そし
て未亡人かず子役の八千草薫さん。忘れてましたが、製薬会社の営業役の香川照之さん。
忘れちゃってたんですが、本当はすごい好きな人です。素敵。
今回も、刑事の事情徴収を受けてるときに、印象的な台詞を残してます。しかも二つほど。
医師と医師でないものの境界、愛と人間愛との境界・・・ということを考えさせる言葉でした。
その言葉が、失踪した伊野という医師の真相をしめしてるのだろうな、きっと。

八千草薫さんが、とってもキュートでした。
そして、井川遥さんの横顔がクローズアップされる場面があるのですが、めちゃめちゃきれいでした。
瑛汰くんが目標とする伊野先生を必死で探す畑の中の場面と伊野先生がいなくなって、自分はなん
となく偽者じゃないかと気づいていたんだって刑事に話す場面が、目的や目標を失ってしまったが、そ
れを表に出すことができない辛さが、この先、この研修医はどんな医師になるんだろう・・・と心配にな
りました。まぁ、物語の中の登場人物なんですがね。。。

と、結局何を言いたいかまとめれませんでしたが、素敵な作品なので、是非見てください!



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