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『ぐるりのこと』
2008/08/02(Sat)
今週は『ぐるりのこと』を観て来ました。

ぐるりのこと

主演は木村多江さん、リリーフランキーさんです。
とにかく、最初から普通の夫婦の映画でした。
これは決して悪い意味ではありません。

この二人が、何の違和感もなく、普通に夫婦を演じています。
まるで、映画のカメラが回っていないかのように。
木村多江は、見たまま、夫婦の夜の営みさえもカレンダーにきっちり予定をつける「なんでもきっちり
決める」妻を演じ、リリーフランキーは、女好きでだらしのない、いい加減な夫を、まるでカナオ本人か
のように、そのまま演じていました。

物語は、木村多江演じる妻翔子が、流産をしてしまったことから、いろんなことに敏感になり、精神を病んでいくことをきっかけに動きだします。
そんな妻を誰よりも愛し、不器用ながらも支える夫カナオ。
カナオ自身も、「法廷画家」に職を変え、さまざまな子供にまつわる事件を目の当たりにします。

引越しの日、たまたま破れた紙袋の中に、生まれてくるはずだった赤ちゃんの絵をカナオが書いていたことがわかり、子供ができて喜んでいたのも、失って悲しんでいたのも、翔子だけではなく、何も言わなかったカナオも一緒だったことがわかり、余計に悩み、苦しむ翔子。
ついには、また妊娠した翔子は、カナオにも内緒で、一人で中絶手術を受け、もっと心が病んでしまい
ます。

取り乱した翔子が「どうしてわたしと一緒にいるの?」との問いかけに、「好きだから、一緒にいたいと
思っている」と言ってくれるカナオ。

そのおかげで、翔子も元気を取り戻してきて、依頼された天井画の仕事をするようになります。

この、普通の夫婦で起こり得る出来事が、本当に自然に描かれていて、自分もまだ子供もいないとい
う状況であったためか、自分のことのように見入ってしまいました。

それと、カナオが法廷画家をやっているということもあって、93年からの10年間における、さまざまな
大事件の法廷の話も(例えば、幼女誘拐殺人事件や地下鉄サリンなど)忠実に再現されていて、時
代もバブルから崩壊後のことも、不動産屋を営む翔子の兄(寺島進)夫婦の格好や行動を見るだけで
一発でわかってしまうところなんかは、なんだか「すごいな・・・」と見終わった後で感心してしまいまし
た。

何はともあれ、とても夫婦愛にあふれた映画で、素敵でした。

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