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『闇の子供たち』
2008/08/07(Thu)
今日も映画を見てきました。
江口洋介主演『闇の子供たち』です。監督は『亡国のイージス』の阪本順二監督。

闇の子供たち

タイで日常的に横行している「幼児買春・臓器売買」を描いた作品です。
幼児買春については、以前石田衣良の『LAST』という作品でも取り上げていて、短編だったのです
が、見た後にすごく気分が悪くなったのを覚えています。

これは映画で作り物と思っていても、この作品に出演したタイの子役たちは、どんな思いで撮影に望んだんだろうか・・・この演技の意味がわかっているんだろうか・・・とそんなことを思いました。

エイズになると、普通に袋に入れられ、普通にゴミとして捨てられるんです。。。
ゴミとして捨てられた子が、自力で自分の生まれた家にたどり着いたのに、最後死んでしまった映像
が流れたとき、劇場の人たちみんなが、息を呑んだのであろうという感じで、ザワっとしたのを覚えて
います。

多分、実際にはもっとひどい現状なのだろうなぁ。。。と。

臓器売買については、健康体の子供に、生きたまま麻酔をかけ、そのまま臓器を取り出すというので
す。違法どころの話ではなく、殺人です。
日本では、15歳未満の子供の臓器移植は認められていません。なので、アメリカに行くといっても、
臓器の提供は順番待ち。お金もかかる。ちなみに、よく小さい子供の移植のためアメリカに行くのに
「1億必要なんです」という、その1億というのは、ほとんどが「順番を早くしてもらうための仲介料」に
使われるそうです。。。現実には、アメリカ国内で臓器移植を待っている人がたくさんいるらしいので、
「日本人が横取りした!」と思われているらしい。。。臓器を手に入れるのは、どこも大変ですから。
助けたい一身で、たくさんの人が募金をしたのに、どこかでそれを疎ましく思っている人が少なからず
いる・・・複雑です。

だから、すぐに臓器が手に入るタイで移植をする。お金もアメリカの半分で済む。
本当は、その臓器がどのように手に入ったかを知っているのに・・・

この部分については、本当につらかったです。
もし、自分の子供が臓器移植を受けなければならない立場だったら、同じことをしてしまうんではない
か、悪いことだってわかってる、すでに親心なんて美しいものじゃない、エゴだってわかってる。けれど
も・・・

きれいごとなど言ってられないのではないか・・・と。複雑です。

臓器提供をする子は、きれいに体を洗い、今まで着た事もないようなかわいい服を着せてもらい、「き
れいだよ」と言われてうれしそうに笑うんです。
これから、自分にはどんな運命が待ち受けているか知らずに・・・

そして、最後に、江口洋介演じる南部の秘密が明かされるシーンがあるのですが、その演出の仕方
に、少しゾクっときました。

地図で測れば日本からわずか2cmの国、タイで起きている出来事なのに、本当に自分はなんて無力
なんだ・・・と思ってしまいました。

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