fc2ブログ
2024 02 ≪  03月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2024 04
ラースと、その彼女
2009/01/18(Sun)
風邪を引いてしまって、なかなかいけなかったのですが、やっと映画館に行くことができました。
ラースと、その彼女』です。

ラースと、その彼女

幼いころのトラウマから人とのつながりを避けて生活し、毎日地味な仕事に従事する青年ラース(ライアン・ゴズリング)。そんなある日、彼はガールフレンドを連れて自分を心配する兄夫婦(エミリー・モーティマー、ポール・シュナイダー)と食事をすることに。しかし、ラースが連れて行ったガールフレンドとは、インターネットで注文した等身大のリアルドールだった。(シネマトゥデイ)

この映画、泣けました。最後にポロッと涙が出るんです。
コメディ映画だと思って見たので、ちょっと驚きです。

リアルドールが出てくるからといって、いやらしいところは何一つありません。
ラースとビアンカ(リアルドールの名前)は、別々の部屋で寝るし、着替えなど(ちゃんとお風呂にも
入る)はラースの兄とその妻がやってくれます。

病院の先生は、兄夫婦に「ラースの話しに付き合ってあげなさい」といいます。
ラースが、ビアンカを必要としなくなる、その日まで。

もちろん最初兄夫婦も周りの人間も困惑します。
しかし、そんな生活が続く中で、ラースの心の中の闇のようなものが明らかになっていきます。

そして、彼のために街の人々が、ビアンカに仕事をさせたりして、外に連れ出してくれます。
まるで、ビアンカが本当の人間の女性のように。
また、「ビアンカが病気になった」とラースが言うと、街の人たちは、そっと、ラースのそばにいてくれる
のです。

それは、街の人たちみんなが、ラースのことが大好きだということに他なりません。


最後、ラースとビアンカに別れがきます。
それは少し悲しく、だけど、少しみんなが幸せになる最後でした。

心に傷を負った人のためには、周りの人の協力や優しさって必要だなぁ。。。と考えさせられました。


スポンサーサイト



この記事のURL | 映画 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

▲ top

トラックバック
トラックバックURL
→http://rakkyohibi.blog61.fc2.com/tb.php/532-d1b62e78

| メイン |