ラースと、その彼女 |
2009/01/18(Sun)
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風邪を引いてしまって、なかなかいけなかったのですが、やっと映画館に行くことができました。
『ラースと、その彼女』です。 幼いころのトラウマから人とのつながりを避けて生活し、毎日地味な仕事に従事する青年ラース(ライアン・ゴズリング)。そんなある日、彼はガールフレンドを連れて自分を心配する兄夫婦(エミリー・モーティマー、ポール・シュナイダー)と食事をすることに。しかし、ラースが連れて行ったガールフレンドとは、インターネットで注文した等身大のリアルドールだった。(シネマトゥデイ) この映画、泣けました。最後にポロッと涙が出るんです。 コメディ映画だと思って見たので、ちょっと驚きです。 リアルドールが出てくるからといって、いやらしいところは何一つありません。 ラースとビアンカ(リアルドールの名前)は、別々の部屋で寝るし、着替えなど(ちゃんとお風呂にも 入る)はラースの兄とその妻がやってくれます。 病院の先生は、兄夫婦に「ラースの話しに付き合ってあげなさい」といいます。 ラースが、ビアンカを必要としなくなる、その日まで。 もちろん最初兄夫婦も周りの人間も困惑します。 しかし、そんな生活が続く中で、ラースの心の中の闇のようなものが明らかになっていきます。 そして、彼のために街の人々が、ビアンカに仕事をさせたりして、外に連れ出してくれます。 まるで、ビアンカが本当の人間の女性のように。 また、「ビアンカが病気になった」とラースが言うと、街の人たちは、そっと、ラースのそばにいてくれる のです。 それは、街の人たちみんなが、ラースのことが大好きだということに他なりません。 最後、ラースとビアンカに別れがきます。 それは少し悲しく、だけど、少しみんなが幸せになる最後でした。 心に傷を負った人のためには、周りの人の協力や優しさって必要だなぁ。。。と考えさせられました。 スポンサーサイト
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